昨年2018年は台風の当たり年といってもいい位、次から次に強い台風が日本に接近・上陸しましたね。

西日本豪雨による広範囲の浸水、関空の連絡橋へのタンカー衝突による空港閉鎖など、大きな被害が各地でもたらされました。

それでは2019年はどのようになるのでしょうか?

台風が多いのか少ないのか、また予想される台風の傾向・進路など、事前に知っておくことで数々の備えができますね。

また沖縄や九州方面に旅行を考えている方にとっても、台風の発生時期は非常に気になるところです。

そこで今回は、気象庁の過去のデーターをもとに【2019年版|台風予想】発生状況や傾向・進路は?沖縄(九州)の時期はいつ?と題してお届けしていきます。

 

スポンサーリンク

 

 人気記事

【2019年版|台風予想】発生状況や傾向・進路は?

2019年の台風の発生状況

気象庁が発表している2019年の台風発生数に関する速報値はこちらです。


引用:気象庁

すると2019年は既に1月や2月に台風が1つずつ発生しているんです。

一般的には夏から秋にかけて発生するイメージのある台風ですが、実は冬にも発生しているんですね。

果たして今年はどんな年になっていくのでしょうか・・・。

2019年の台風の傾向・進路

2019年に予想される台風の傾向と進路ですが、夏場に日本を直撃する可能性が例年よりも高いので注意が必要です。

というのも気象庁が今年の2月25日に発表している暖候期予報の「2019年の夏(6〜8月)の予想される海洋と大気の特徴」によると、

太平洋高気圧は日本の南東で強く、日本付近への張り出しは弱いでしょう。このため、日本付近には太平洋高気圧の縁を回って湿った空気が流れ込みやすい見込みです。

となっているからです。

出典:気象庁

通常日本の真夏において台風が直撃しにくいのは、日本付近に大きく張り出す太平洋高気圧のおかげです。

台風の動き方(進路)を決める主な要素には、

「気圧の高い方から低い方へ動く」

「偏西風の影響を受ける(中・高緯度)」

「東風の影響を受ける(低緯度)」

「地球の自転の影響を受ける(北に行こうとする)」

といったものが挙げられます。

つまり基本的な台風の動き方は、「日本から遥か南の海上で生まれ、西に流されながら北上。偏西風の吹いている緯度に到達すると、北東に進む。」です。

そして台風の進路上に高気圧があるとその気圧の塊に入っていく事ができず、高気圧の縁を進むことになります。

 

日本付近では季節によってある程度高気圧の位置が変わる為、結果として台風の進路が大きく異なります。

以下は台風が取る進路の主なパターンです。

(主に夏場)
太平洋高気圧が本州全体を覆っている(大きく張り出している)時は、台風は日本に来る事ができずに朝鮮半島や中国大陸、台湾方面へ進路を向けてしまう。

(主にお盆過ぎから10月初め)
逆に太平洋高気圧が衰えてきた(張り出しが弱い)時には、台風が太平洋高気圧に沿って日本に向かってくる進路になりやすい。

(主に10月半ば以降から冬場)
移動性高気圧やオホーツク海高気圧の勢力が強まってきた(張り出しが強くなった)時には、台風は日本に接近する前に東に進んで行く。

ここでおさらいですが、今年の夏は気象庁の予想によると「太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱い」とありました。

その為、2019年の夏場の台風は日本に直撃する進路となりやすくなる事が予想されるのです。

過去の台風の発生状況や傾向

それではこれまでの台風の発生状況や傾向についても見ていきましょう!

気象庁発表の2001年からの台風発生数データーが参考です。

引用:気象庁

まず2001年から2018年の18年間に、台風は合計で416個発生しています。

よって台風の1年間の平均発生数は23.1個となります。

 

また台風の発生時期ですが、7月から10月にかけてが中心となっています。

ただし年によってバラツキがあるものの、12月や1月など含めた通年で台風が発生しています。

 

そして2001年から2018年までの台風の月毎の平均発生数は以下の通りでした。

 台風の月毎の平均発生数

  • 1月・・・0.4個
  • 2月・・・0.3個
  • 3月・・・0.3個
  • 4月・・・0.5個
  • 5月・・・1.1個
  • 6月・・・2.0個
  • 7月・・・3.7個
  • 8月・・・5.3個
  • 9月 ・・・4.7個
  • 10月・・・3.2個
  • 11月 ・・・1.9個
  • 12月・・・0.9個

気象庁データーを元に作成

台風の発生時期の中心となる7月から10月では、平均で3個以上発生しており、一番多い月は8月の5.3個、次いで9月の4.7個という結果でした。

 

因みに2019年のように1月と2月に台風が発生している年の発生数を調べてみると、平均で25.7個

これだけでは確定できませんが、どうやら1月と2月に台風が発生している年は、台風の数が多いという結果となっています。

 

【2019年版|台風予想】沖縄(九州)の時期はいつ?

それでは沖縄(九州)が台風の影響を受ける時期について見て行きましょう。

「沖縄地方に接近した台風の数」
(台風の中心が沖縄県のいずれかの気象官署から300km以内に入った場合)

年によってもばらつきがあるのですが、沖縄地方には基本的に7月から9月は全ての年で、6月と10月もかなりの確率で台風が接近している事がわかります。


出典:気象庁

 

では続いて九州南部の台風の時期です。

「九州南部に接近した台風の数」
(台風の中心が宮崎県、鹿児島県の薩摩地方、大隅地方、種子島・屋久島地方の気象官署から300km以内に入った場合)

基本的に7月から9月が多い点は沖縄同様ですが、6月と10月については台風が接近していない年が多くなっています。

出典:気象庁

そして九州北部の台風の時期です。(山口県含む)

「九州北部に接近した台風の数」
(台風の中心が山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県のいずれかの気象官署から300km以内に入った場合)

こちらも基本的には7月から9月が多い点が九州南部と似ているのですが、10月に台風が接近している年が意外と多いのが特徴です。

 

こちらもあわせてどうぞ!

2019沖縄の梅雨入り梅雨明け予想|昨年・平年の過去データから!

 

まとめ

というわけで今回は、気象庁の過去のデーターをもとに【2019年版|台風予想】発生状況や傾向・進路は?沖縄(九州)の時期はいつ?と題してお届けしてきました。

自然現象である台風の動きについて完全に予想することは困難ですが、様々なデーターを基に大きな流れを掴む事ができます。

そして2019年の台風予想ですが、夏場に台風が日本に直撃する進路をとる可能性が高いという事が気がかりです。

また沖縄地方の台風の主な時期は6月から10月、九州地方で7月から10月でした。

 

こちらの記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。

それでは最後までご覧頂き、どうもありがとうございました。