いよいよ大阪国際女子マラソン2019が近づいてきましたね。
今回で第38回目となる大阪国際女子マラソン、今回は招待選手の熱いレースが期待できそうです!
というのも元々女子マラソンとしてはメジャーな上に、東京オリンピック出場に向けてのMGC出場権がかかっています。
日本で行われる特別なオリンピックに出場したいというのは、スポーツ選手であれば当然ですよね。。。
そこで今回は大阪国際女子マラソン2019順位結果や招待選手のMGC獲得は?と題して、第38回大阪国際女子マラソンの順位結果に加えて、招待選手のMGC出場権獲得についてもお届けしていきます。
大阪国際女子マラソン2019の概要やコース
出典:公式HP
それでは大阪国際女子マラソン2019の概要やコースを見ていきましょう。
名称:第38回大阪国際女子マラソン
開催日:2019年1月27日(日)
種目:フルマラソン 42.195km(公認コース)
テレビ放送は12時よりフジテレビ・関西テレビ系列において放映されます。
こちらの番組内の解説は今回も非常に豪華!
女子マラソン界を引っ張ってきた方ばかりです。
出典:公式HP
中でも注目すべきは増田明美さん。
増田明美さんの解説は詳しすぎる(笑)ということでネットでも注目の的!
2017年大会の解説においては、福士加代子選手が京都の鴨川沿いをウェディングドレスで激走!という情報が飛び出しました。
クイーンズ駅伝
でた、増田明美の詳しすぎる解説
福士加代子(ワコール)が、京都の鴨川沿いをウエディングドレスで激走したらしい。 pic.twitter.com/UbzRHlzcAW— せんせい (@ddydt28) 2017年11月26日
今年はどんなネタが飛び出すのでしょうか・・・。
ランナーの活躍とは別に、解説の方も見逃せません!!!
なおゲストには森脇健児さん、MCには加藤綾子さんの名前も入っています。
本当に華やかな番組になりそうですね。
ヤンマースタジアム長居~昭和町~今川2~大池橋~勝山4~森ノ宮~OBP~北浜~大阪市役所~御堂筋・道頓堀橋南詰折り返し~淀屋橋~片町~大阪城公園~森ノ宮~勝山4~大池橋~今川2~昭和町~ヤンマースタジアム長居
出発とゴールをヤンマースタジアム長居とするこの大阪国際女子マラソンのコースですが、全体的に高低差が少なくフラットであることから、高速コースと言われています。
今年はどんなタイムが出るか楽しみですね。。。
そして大阪城や道頓堀のグリコなど、大阪を感じさせる景色をバックに選手が走る姿が見られるのも、大阪国際女子マラソンならではの見どころではないでしょうか???
出典:公式HP
出典:公式HP
大阪国際女子マラソンのキャラクターは浦沢直樹作!
今大会のイメージキャラクターを、あの人気漫画家の浦沢直樹さんが描いています。
もともと中学時代は陸上部だった浦沢直樹さん。
陸上も漫画も孤独や自分との戦いという点では共通しているそうです。
そんな浦沢直樹さん作のイメージキャラクターが描かれた特製のファイル(非売品)が、先着500人に配られます。
出典:公式HP
浦沢ファン、大阪国際女子マラソンファンにとってはぜひ手に入れておきたいところですね。
配布開始時間:1月27日(日)午前11時~
配布場所:ヤンマースタジアム長居前 (奥村組ブース横)
大阪国際女子マラソン2019の招待選手
大阪国際女子マラソン2019には、元々19人の招待選手がいました。
そのうち日本人は12人でしたが、2人の欠場が出ています。
10人の日本人招待選手を自己ベスト順に並べてみました。
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自己ベストではワコールの福士加代子選手の速さが一歩抜き出ていますね。
この2.22.17という記録ですが、2016年の大阪国際女子マラソンで優勝したときのものです。
2年半ぶりに挑戦するマラソンに挑戦する36歳、どのような結果になるでしょうか?
4大会連続でオリンピック出場している福士加代子選手、5回目のオリンピック出場への道は果たして???
出典:公式HP
そして2番目の記録を持つのが第一生命グループの田中智美選手です。
2.23.19は2016年の名古屋ウィメンズマラソンで2位になった時の記録です。
この時のレースは最後の最後まで天満屋の小原怜選手との激しい競り合いが繰り広げられました。
というのも、この時は先にゴールした選手がリオオリンピックへの出場権を手にするという状況!
そんな中でわずか1秒の僅差でオリンピック代表の座を手にしたのが田中智美選手でした。
出典:公式HP
また3番目の記録を持つ天満屋の小原怜選手も有力な優勝候補の一人です。
2018年の名古屋ウィメンズマラソンとベルリンマラソンにて2時間27分台の記録を残したことで、ワイルドカードによるMGC出場権を既に獲得しています。
なおこの小原怜選手はわずか1秒差でリオデジャネイロオリンピックの代表に届かなかった経験があります。
その時に競り合ったのが第一生命の田中智美選手。
田中智美選手と小原怜選手の直接対決は、記憶に残るレースとなった名古屋ウィメンズマラソン2016以来です。
今回の東京オリンピックにかける思いは誰よりも強いかもしれません。。。
出典:公式HP
また大阪国際女子マラソン2019には、これからの女子マラソンを背負っていく若手選手(ネクストヒロイン)も参加しています。
その中でも昨年の大阪国際女子マラソン2018において8位の成績を残した水口瞳選手(大阪学院大学4年)が、どこまで実業団選手に食い込むか、そしてMGC出場権獲得なるかが注目されます。
出典:公式HP
この水口瞳選手に対してはマスコミも注目しているようですね!
ネクストヒロインからMGCへhttps://t.co/0VQNTxmV1s#MGC #水口瞳 #ネクストヒロイン
— 大阪国際女子マラソン (@owm_ktv) 2019年1月23日
けさのサンスポ pic.twitter.com/62cGaaH12A
— 大阪国際女子マラソン (@owm_ktv) 2019年1月24日
このルックスに加えて、自他共に認めるアニメオタク・ゲームオタクというギャップも興味をそそられるポイントです。
お時間のある方は下の記事を見てみると、水口瞳選手についてよく分かりますよ!!!
そしてネクストヒロイン枠ではこちらの大森菜月選手(ダイハツ)も注目されていますね。
大森菜月選手は立命館大学時代に5000mでインカレ優勝や、エースとして駅伝の日本一にも経験してきた実力派。
駅伝で全国制覇した回数はなんと6回も!
そんな大森菜月選手が昔から興味を持っていたマラソンにいよいよ初挑戦です!
10000mにも昨年から取り組み始めてきたという大森菜月選手、42.195kmというフルマラソンにどこまでそのスピードと持久力が通用するかが見ものです。
出典:公式HP
こちらの棚池穂乃香選手(京都産業大学4年)もこれからが楽しみな学生ランナーです。
京都産業大学陸上部で主将としてチームを牽引し、3年時には関西インカレにて5000mと10000mの2冠を達成!
それによって昨年の大阪国際女子マラソン2018には今回同様にネクストヒロイン枠にて出場しています。
残念ながら結果は途中棄権という結果に終わってしまいましたが、棚池穂乃香選手にはぜひ昨年のリベンジを期待したいです!
出典:公式HP
大阪国際女子マラソン2019順位結果や招待選手のMGC出場権獲得は?
大阪国際女子マラソン2019においてMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権を獲得するには、次の条件をクリアする必要があります。
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どの選手が上記の条件をクリアしてMGC出場権を獲得するか、楽しみですね。
【10キロ通過】
先頭はジェプキルイ。
通過タイムは33分59秒。
先頭集団は9名で日本人選手は福士、小原、大森、石井の4名。#大阪国際女子マラソン— 大阪国際女子マラソン (@owm_ktv) 2019年1月27日
#大阪国際女子マラソン 福士さん店頭 じゃなくて転倒 pic.twitter.com/6mTDKkY9g1
— ギガント大ちゃん (@KV_II) 2019年1月27日
【13キロ付近】
接触により福士の転倒がありましたが、落ち着いた走りで先頭集団に戻ってきました。#大阪国際女子マラソン— 大阪国際女子マラソン (@owm_ktv) 2019年1月27日
福士さん、いきなり転んだ。ひざから血出てる…大丈夫かいな…#大阪国際女子マラソン
— わっちさん (@wacchisan) 2019年1月27日
福士選手、転倒して頭から流血しても走ってる😭#福士加代子 #大阪国際女子マラソン pic.twitter.com/Dn1m3uxBBH
— TONKO (@china_town_h) 2019年1月27日
道頓堀での折り返し地点、先頭集団の4人にいる日本人は小原怜選手と福士加代子選手の二人!
やや遅れて大森菜月選手。
25km手前でやや福士加代子選手が遅れ始めました。
31km過ぎで福士加代子選手が一旦立ち止まり、屈伸動作をする場面も。
やはり転倒して膝などを強打した影響なのでしょうか。。。
その後も福士選手は立ち止まったり走ったりを繰り返しながらも、後続の選手に続々と抜かされていきます。
35.5km付近で、福士加代子選手が無念の途中リタイア。
39km地点で2位小原怜選手と先頭との差は15m程度。
小原玲選手が2位(日本人順位1位)でゴール!
#大阪国際女子マラソン#小原怜(#天満屋)が2時間25分46秒(速報値)で日本人トップの2位でした。 pic.twitter.com/51Ky8IHhBW
— 4years. (@4years_media) 2019年1月27日
#大阪国際女子マラソン#中野円花(#ノーリツ)が2時間27分46秒(速報値)で4位(日本人2位)に入り、このレースで唯一、MGC出場権を獲得しました。 pic.twitter.com/qS44D7po1H
— 4years. (@4years_media) 2019年1月27日
まとめ
と言うわけで今回は大阪国際女子マラソン2019順位結果や招待選手のMGC獲得は?と題して、第38回大阪国際女子マラソンの順位結果に加えて、招待選手のMGC出場権獲得についてもお届けしてきました。
今回のレース、小原怜選手が日本人最高位となる2位でゴールとなりました。
また注目されたMGCへの出場権ですが、ノーリツの中野円花選手が唯一の獲得者となっています。
そしてしまむらの阿部有香里選手は2.28.02とあと僅か2秒の壁を破れず、MGCへの出場権を獲得できませんでした。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。